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病院経営コンサルティング
病院機能評価について
2022年3月4日【お知らせ】病院機能評価が影響する診療報酬と施設基準について
2022年3月4日、令和4年度診療報酬改定が官報告示されました。今改定で新たに3つの入院料等の要件に、「公益財団法人日本医療機能評価機構等が行う医療機能評価を受けていること」が盛り込まれました。
今改定では、「受けていることが望ましい」という表現ですが、いずれ公益財団法人日本医療機能評価機構等が行う第三者からの認証取得がさらに強く求められる可能性は否定できません。病院機能評価を受審するには約1~2年程度の準備が必要となるため今から対策を考えられてはいかがでしょうか。
<今改定に伴い医療機能評価を受けていることが新たな要件となったもの>
・急性期充実体制加算(参考資料:PDF)
・回復期リハビリテーション病棟入院料1及び3については「受けていることが望ましい」(参考資料:PDF)
※参考資料は、2022年3月4日厚生労働省保険局医療課「令和4年度診療報酬改定説明資料」より
- 時代に合わせて変化する評価内容 -
病院機能評価は、1995年に設立された財団法人日本医療機能評価機構が実施する病院への第三者評価サービス制度です。2013年より評価の基準が書類重視から実質重視の変更という大きな転換がありました。更に、2023年4月からは3rdG:Ver.3.0となり、近年の医療環境や社会の変化に対応し、「理念・基本方針」「質改善活動の取組み実績」「ガバナンス」を重視した内容となりました。
コンサルティング支援内容
- 病院機能評価受審前に“改善”を支援 -
病院機能評価受審の支援に関する相談件数は、年々増加しており、当社では、病院機能評価受審に向けて以下の内容で改善活動を支援します。
病院機能評価でのコンサルティング支援のメリット
- 円滑な受審と業務改善の質向上を実現 -
メリット① “病院機能評価”だけに留まらない視点でプロジェクト全体を支援
プロジェクト全体の改善ポイントや病院として取り組むべき視点を客観的に指摘し、円滑なプロジェクト推進を実現します。
特に、当社では病院機能評価の視点だけでなく、従来まで個別に携わってきた“経営支援”、“業務改善”、“サービス向上支援”、“人材育成”、“関連法のコンプライアンス遵守”などのノウハウを活用し、病院機能評価受審だけに留まらない支援も実施します。
診療・事務・地域医療・多職種連携・安全管理・倫理的配慮等の横断的な対応が求められる中、当社がこれまで培ってきた様々なノウハウを活用し、円滑な受審の支援と業務改善を実現します。
メリット② 専門的な視点から継続的な改善活動への支援
病院機能評価受審前より各部門に対して専門的な視点で業務改善に関わり、病院組織の更なる成長を促すことを支援します。
※別途契約で病院機能評価受審後も当社より業務改善に対して当社は継続的に支援しています。
メリット③ 複数医療機関支援によって構築したノウハウの活用
当社では、病院機能評価支援の業務を数多く支援させて頂きました。病院機能評価に関する情報を継続的に蓄積し、多くの改善提案を提供します。
過去3年の支援実績
Ver. | 受託病院の都道府県・名称 | 病床数 | 機能種別 |
---|---|---|---|
3rdG: Ver3.0 |
1神奈川県厚木市立病院 | 347床 | 一般病院2 |
2埼玉県社会医療法人 | 500床以上 | 一般病院2 副:リハビリテーション | |
3神奈川県社会医療法人 | 200~399床 | 一般病院2 副:リハビリテーション | |
3rdG: Ver.2.0 |
4愛知県名古屋市立大学医学部附属 西部医療センター | 500床 | 一般病院2 |
5愛知県名古屋市立大学病院 | 800床 | 一般病院3 | |
6新潟県新潟県厚生農業協同組合連合会 長岡中央綜合病院 | 500床 | 一般病院2 | |
7静岡県医療法人社団 | 100床未満 | 一般病院1 | |
8奈良県奈良県立医科大学附属病院 | 992床 | 一般病院3 副機能:精神科 | |
9茨城県公益社団法人取手市医師会 | 199床 | 一般病院2 | |
10兵庫県医療法人 | 100床未満 | 一般病院1 | |
11愛知県名古屋市立大学医学部付属 東部医療センター | 498床 | 一般病院2 | |
12埼玉県社会医療法人 | 500床以上 | 一般病院2 | |
13和歌山県和歌山県立医科大学附属病院紀北分院 | 104床 | 一般病院2 | |
14山梨県(地独)山梨県立病院機構 山梨県立中央病院 | 647床 | 一般病院2 | |
15和歌山県和歌山県立医科大学附属病院 | 800床 | 一般病院3 |
当社の病院機能評価受審支援の重点テーマ
- リーダー・職員・第三者での三位一体のプロジェクト推進 -
- ① リーダーとの対話
- 各部署の管理職だけでなく、病院長や管理者とも積極的に参加いただきます。リーダーの積極的な関与による病院全体の一体感の発生、目標に対して皆が協力する姿勢が、病院機能評価受審が意味ある取り組みになることを目指しています。
- ② 職員全員参加
- 職員全員が参加することで、病院としての共通認識の醸成、業務改善への問題意識の醸成、改善活動に向けての意見聴衆の機会獲得など、業務改善を目指しています。
多くの支援実績から生まれた新しいサービス
当社はこれまで200件以上の病院機能評価受審に対するコンサルティング業務を実施してきました。その中で培われたノウハウや経験値を集約することで、新しい支援サービスの提供が実現可能となりました。