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保育所経営ブログ

VOL.68「保育園における社会福祉連携推進法人の活用の可能性」

2021.08.02

皆さん、こんにちは!

川原経営の神林です。

 

梅雨明けと同時に、猛暑日が続きます。

コロナ禍は、外出自粛による体力の低下やマスクの着用などから

熱中症のリスクが高まっているようです。

こまめな水分補給や適宜休憩をとれるよう、職員同士で声をかけ合い

園全体で熱中症予防対策をしていくことが大切ですね。

 

さて、前回取り上げた「社会福祉連携推進法人」制度について

保育園ではどのような活用が考えらえるのか

もう少し切り込んでいきたいと思います。

VOL.67「社会福祉連携推進法人の運営に関する取りまとめが公表されました」

 

〇人材の採用・育成・人事ローテーション

 ・合同での就職イベントへの参加

 ・合同研修(新人研修、役職者研修など)

 ・急な人員不足等へ対応するための出向管理

 

〇専門家(会計士・社会保険労務士・コンサルタントなど)の活用

 ・公認会計士・税理士・経営コンサルタント等の専門家との一括顧問契約

 ・就業規則の一元管理

 ・ハラスメントの相談窓口の設置

 

〇物品(保育材料やバスなど)のシェアリング

 ・保育材料・食材等の一括購入(コストダウン)

 ・通園バスの共同運行(通園バスを有償で運行するには、国土交通省への届け出が必要となります。)

 

〇事務業務の集約化

 ・給与計算、会計処理などの一元管理

 ・行政手続き関係の業務の集約

 

上記はいずれも、社会福祉連携推進業務に該当し得る内容です。

法人間で連携することで

単独では取り組めなかった業務が実施できる可能性があります。

 

制度の詳細については

現在開催中のオンラインセミナーでも解説しておりますので、

ご興味のある方はご参加いただけますと幸いです。

 


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 詳細は当社ホームページまたはこちら(セミナーのご案内)をご確認ください。

 

 

◆ 神林 佑介 プロフィール ◆
人事コンサルティング部 副部長。2012年入社。保育士・社会福祉士。保育園、そして老人ホームで働いた後、オーストラリアへ留学。帰国後、会計や経営コンサルティングの仕事は未経験ながら、コンサルという仕事への憧れ、そしてホームで働いた現場経験を活かせるのではないかという想いをもって、この世界へ飛び込んだ。以来、介護・福祉施設の経営コンサルタントとして主に法人開設支援などを行なっている。
© Kawahara Business Management Group.