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保育所経営ブログ

vol.6『年度当初のストレスチェックで保育所を元気に!③』

2017.07.18

皆さん、こんにちは!

川原経営の久保田です。

今回から、「簡易版ストレスチェック」の方法についてご紹介します。

まずは全体の流れを確認しましょう。

まずは「①ルールを決める」についてお話しします。

ストレスチェックの目的は、心の病気を見つけるものではなく、

職員一人ひとりが、今自分が、どんな状態にあるのかを知り、

ストレスの原因になっている事柄を減らす(予防する)ことにあります。

そう考えると、発見者となる職員自身がこの目的を理解し、

協力してもらいながら取り組みを進めていくことが重要になります。

まずは施設が取り組むことの主旨や方針を示したあと、

保育所内でつくる「保健部」や「衛生部」の職員が中心となって、ルールづくりを進めていきます。

決まった事柄は、定例の職員会議で説明したり、職員室に掲示したりするなど、

必ず職員全員に分かるように説明し同意を得ましょう。

「雇用に影響が出るのではないか」

「悩みが分かってしまい、働きづらくなるのではないか」

こうした心配を払拭していくためにも、ルールづくりを通じて、職員との関係性を作っていくことが大切です。

次回は、アンケート等を作成する際の工夫や留意点についてご紹介します。

梅雨も明けていないのにすでに酷暑…

買い物した時にもらった保冷剤をタオルにくるんで、きゅっとハチマキにしたら、

かき氷を食べた時のように頭が「キーン」として、とっても涼しかったです。

地面から近い子どもたちの暑さ対策も大変だと思いますが、

保育士の皆さんも創意工夫で、どうぞ気を付けて過ごしてくださいね。

 

◆ 神林 佑介 プロフィール ◆
人事コンサルティング部 部長。保育園、老人ホームで働いた後、オーストラリアへ留学。施設での経験を活かしたいという想いをもって2012年に川原経営に入社。保育所・介護施設等を運営する社会福祉法人の給与・人事考課・研修の制度構築支援に従事。その他社会福祉法人の設立・合併・事業譲渡支援など、医療・福祉経営に関する幅広いコンサルティングを行っている。
保有資格:行政書士・保育士・社会福祉士
著書:「地域に選ばれる特別養護老人ホームの作り方」「介護ビジネスの動向とカラクリがよ~くわかる本」

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