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保育所経営ブログ
VOL.19「先生に嬉しい福利厚生を考える!」
皆さん、こんにちは!
川原経営の神林です。
各園でインフルエンザが流行していますね。
お客様や会社の同僚に迷惑をかけないよう、この時期の体調管理には普段以上に神経質になります。
さて、先日、岐阜県民間社会福祉事業従事者共済会さんで、講演する機会をいただきました。
参加してくださったのは、保育・介護・障害事業の経営者の方々が100名ほど。
福祉施設の人材の定着・採用をテーマに、コンサルティング事例の紹介などをさせていただきました。
岐阜県共済会さんでは、退職金共済事業に加え、会員を対象とした福利厚生事業を行っています。
事務局では旅行やスポーツレクリエーションなど、様々なイベントを企画されており、
会員の方々にとっては嬉しい特典ですね。
最近では、さまざまな福利厚生を取り入れている法人が多いですね。
例えば社員宿舎、社員食堂などは大きな会社ならではの内容だと思いますが、
よくよく調べてみると工夫次第では一般企業の取り組みから保育所が参考にできるものも多いと感じます。
ソウェルクラブや都道府県単位の制度等に加入されている保育所も多いと思いますが、
それぞれの実情に合わせて、独自の取り組みを進めることも園の魅力につながります。
保育所の取り組みとしてよく伺うのは、
家賃補助、昼食補助、法定を超えた育児・介護休暇、
バースデー・リフレッシュ休暇、生活用品・市販薬の割引販売、人間ドックの費用支給、などでしょうか。
女性の割合が多い職場ですので、日常生活や健康面をサポートする内容が人気のようです。
せっかく制度を設けていてもあまり知られていない、
なんとなく利用しづらい雰囲気になっていてはもったいないですよね。
以前、私が勤務していた保育園では、園長をはじめ主任級の先生方が、
率先して自宅用のボックスティッシュや洗剤を割引販売を利用して大量に購入されていました。
ベテランの先生方が積極的に利用されていると、
気軽に、そして安心して利用することができる雰囲気が、園の中に生まれます。
逆にこれまでの福利厚生を見直し、あまり効果がない(職員に求められていない)取り組み内容や方法は検討してみましょう。
よくお話しを伺うのは「互助会・親睦会」のこと。
職員同士の親睦を図ることを目的に、誕生日祝いや食事会、慶弔見舞金などを職員に提供されているケースが多いと思いますが、最近では、時代の変容や価値観の多様化もあり、こうしたものを必ずしも必要としていない職員が多くなっているように感じます。
福利厚生を考える職員の集まりを作ってアイデアを出し合ったり、アンケート調査で要望を集めるなどして、より良い福利厚生を整えていきましょう。
これからようやく寒さが和らぐようです。
こどもたちの元気に負けないように冬を乗り切りましょう!
神林 佑介
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- ◆ 神林 佑介 プロフィール ◆
- 人事コンサルティング部 部長。保育園、老人ホームで働いた後、オーストラリアへ留学。施設での経験を活かしたいという想いをもって2012年に川原経営に入社。保育所・介護施設等を運営する社会福祉法人の給与・人事考課・研修の制度構築支援に従事。その他社会福祉法人の設立・合併・事業譲渡支援など、医療・福祉経営に関する幅広いコンサルティングを行っている。
保有資格:行政書士・保育士・社会福祉士
著書:「地域に選ばれる特別養護老人ホームの作り方」「介護ビジネスの動向とカラクリがよ~くわかる本」
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