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保育所経営ブログ
VOL.105「最近ご相談が多いテーマ」
皆さん、こんにちは!
川原経営の神林です。
9月に入っても続いていた厳しい暑さが、うそのように朝夕涼しくなりましたね。
気象庁の発表では今年の冬は平年並みかそれ以上に寒くなるようです。
この様子だと秋はあっという間に過ぎてしまいそうですね。
さて、弊社には年間を通じて保育所や社会福祉法人、市区町村の保育課などから、
コンサルティングのご相談をいただいておりますが年度ごとに一定のトレンドがあります。
今回は最近特にご相談が多いテーマをご紹介します。
● BCP(事業継続計画)の策定・研修
今年度から介護・障害分野ではBCPの策定・運用が義務化されています。
保育所では努力義務にとどまっているものの、
昨今の自然災害や感染症等への対策強化の一環として、
園の実態に即したBCPの策定と園内研修などのご相談が増えています。
● 中長期計画の立案
少子化・待機児童の減少を背景に、将来的な事業規模の見直し、
他分野への転換、園舎の修繕計画など、
中長期計画の立案に本腰を入れる園は多くあります。
地域の保育ニーズと労働(保育士)人口の推移、
園舎の経過年数などを調査分析するとともに、
人件費や人事管理の実態・見直しの方向性などについても検証します。
● カスハラ対策・研修
職員間でのハラスメント(セクハラ・パワハラ・マタハラなど)対策に加え、
保護者や取引先などからの不当な要求から
職員を守るための対応フロー・対策マニュアルの作成、
職場内での研修に関するご相談も増えています。
園の対応方針を定め、保護者等への関係者にも
きちんと理解していただく働きかけが必須となります。
この他、恒常的なご相談として、
下記のお問い合わせが寄せられます。
現状の課題解決だけでなく、
法人・園の将来に向けたご相談が増えている実感があります。
各園での取り組み状況はいかがでしょうか。
今後のご参考になれば幸いです。

- ◆ 神林 佑介 プロフィール ◆
- 人事コンサルティング部 部長。保育園、老人ホームで働いた後、オーストラリアへ留学。施設での経験を活かしたいという想いをもって2012年に川原経営に入社。保育所・介護施設等を運営する社会福祉法人の給与・人事考課・研修の制度構築支援に従事。その他社会福祉法人の設立・合併・事業譲渡支援など、医療・福祉経営に関する幅広いコンサルティングを行っている。
保有資格:行政書士・保育士・社会福祉士
著書:「地域に選ばれる特別養護老人ホームの作り方」「介護ビジネスの動向とカラクリがよ~くわかる本」
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