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医療機関・福祉施設でのコミュニケーション向上委員会ブログ
Vol.14「マスクをしたコミュニケーションはより丁寧に」
新型コロナウイルスの影響が続いています。
福祉・医療の現場で働く皆さんは、日々刻々と変わる状況や錯綜する情報に奔走されていることと思います。
当社においても、そうした状況を十分に理解しながら、業務を着実に遂行することを通じてお客様のお役に立てればと考えています。
まずは社員一人ひとりが感染源にならないということが大事ですので、早い段階から「新型コロナウイルス感染症等対策」を示し、全社員が、「社員感染の防止をすることで業務の停滞、及び、社員訪問によるお客様への伝染を徹底的に阻止する」ことを旨に、行動しているところです。
そのため社内にいてもマスクをして作業をしている社員が多いです。
皆さんの職場においても当然の予防策だと思いますが、マスクをして職員同士で話をすると、いつもと同じようにコミュニケーションをとっていても、なかなかうまくいかないこともあるかと思います。
今回は、マスクをしてコミュニケーションを図る際に気を付けることをご紹介します。
いつも以上に聞こえづらいことを意識する
マスクをしていると声が通りにくくなります。
「声がこもる」と表現すればよいでしょうか。
マスクをしていない時の普段の声より、少しだけ意識して声を大きく出していきましょう。
また、はっきり話すことも大切です。
伝える内容が多いとはっきりと話し続けることが難しくなります。
センテンスを短く区切って、一つひとつ話を区切って話すなどすると、はっきりと話しやすくなります。
発する言葉をいつもより少しだけオーバーにするというのも良い工夫です。
「フレーズ」や「抑揚」を意識してみましょう。
声の大きさや高さ、低さ、テンポを変えてみるなどして、自分の気持ちを上手に伝えていきましょう。
「感じ悪い」と誤解されないために
マスクをしていると口元が隠れてしまい表情が分からなくなります。
そうなってくると自分の感情が相手に伝わりにくくなります。
「マスクで見えないからいいいや」と表情を変えないでいると、発する言葉も、知らずしらずのうちに単調なものになってしまいます。
口がダメなら目元!
目元が笑顔になるように気を付けてみましょう。
そして相手としっかりアイコンタクトを取れるよう立ち位置を意識したり、身振りや手ぶりなどを交えて話したりするなど、「ボディーランゲージ」を上手く活用していくというのも一つのアイデアだと思います。
福祉・医療の現場では、日頃当たり前のようにマスクをするというところも少なくないと思います。
この機会だからこそ、一度どのようなコミュニケーションをとっていたかを振り返り、より良くしていくためにはどうしたらよいかを話し合ってみてはいかがでしょうか。
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