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医療機関・福祉施設でのコミュニケーション向上委員会ブログ
Vol.27 「はじめまして」の時は安心を添えて
皆さまご無沙汰しております。
当ブログ執筆者の久保田です。
しばらくブログをお休みしており申し訳ございませんでした。
・・・と申しますのも、ナント私!4年前に弊社を退職しまして、別の会社でしばし修行し、再びコンサルタントとして戻ってまいりました。
気持ちも新たに、医療・福祉界で働く皆さまのお役に立つよう頑張りますので、どうぞよろしくお願いいたします。
今回は、私自身が弊社に復帰する際に感じたことをご紹介しつつ、新たに入職される方に対して、気を付けたいことについて触れてみたいと思います。
1.復帰する際にモヤモヤしたこと
思い起こせば、最初に弊社に入社したのは、今から11年前。
当時、既に部署内に私と同じ苗字の方がいたこともあり、入社後のご挨拶の前に当時の上司から「お名前を間違えるのはお互いに気持ちいいものではないし、フルネームで呼び合うのも硬くなってしまうでしょうから、社内ではお名前で呼んでもいいですか?」と相談され、何の戸惑いもこだわりもなかった私は、二つ返事で快諾しました。
その後、部署の皆さんにご挨拶する際にその経過をきちんと説明してくださり、かつ、皆さんの同意を得てくださったこともあり、社内では「マキさん」と気軽に声をかけてもらえる存在になりました。
今でもとても感謝しています。
きみまろ風に言えば「あれから11年!」
私は、社内におけるこの呼び方をとても気に入っているのですが、復帰を機に改めて考えてみるに、経緯をご存知ない社員の皆さんは、「会社で名前呼びなんて」と、良くない印象を抱いてしまうかもしれない。そうなると、呼んでくださる方にもご迷惑がかかってしまうかもしれない。
でも、私自身は以前と変わらず「マキさん」って呼んで欲しいのだけれど・・・と、ささやかな悩みを抱きつつ、再び弊社の門をくぐった次第です。
2.呼び方は相手との関係性の表れ
新入職者をどのように呼ぶか。これは意外と悩ましい問題です。
職場に早く馴染んでもらいたい、良い関係を作りたいという思いから、
名字ではなく名前で呼んでみた。
あだ名をつけてあげた。
という経験がある方もおられると思います。
結果、とても良い関係になったという方もいる一方で、逆に警戒されてしまったという経験をお持ちの方もおられるのではないでしょうか。
昨今の新入職者の多くは、「呼び方=自分をどう受け止めているのか」と捉えている方が少なくないようです。
呼ばれ方によっては、
自分が思った以上に、相手が近い距離にいると感じる(グイグイこないで!)
自分のキャラとは異なるイメージを、相手が持っているのではと感じる(勝手に決めつけないで!)
こんな感情を抱かれてしまうと、ただでさえ新しい環境で緊張と不安でいっぱいの新入職者の心はさらに萎縮してしまい、よい関係が築きにくくなってしまいます。
呼び方は相手との関係性を表す一つの形。
受け入れ側が独りよがりに決めず、相手の心情に合わせて、段階的かつ柔軟に対応していくことが望まれます。
※ 本人から了承を得ていたとしても、第三者が不快に思うリスクがあると思われる場合は、会社のルール等も考慮しながら、適切な呼び方を検討しましょう
3.職場内に安心できる雰囲気をつくる
肝心なのは、呼び方をどうするかということではなく、「相手が安心できる雰囲気が職場内にあるか」という視点を持つことが、新入職者との良い関係をつくるための「はじめの一歩」になるということです。
冒頭にご紹介した私のエピソードのように、新入職者が新しい職場環境にスムーズに入っていけるよう、「事前に双方が気にかけていることを確認し合う時間をつくる」「その様子について、職場の仲間にきちんと伝える場面を設けるというのも、有効な方法の一つだと思います。
ほかにも、
・新入職者を受け入れる際のルールを決めておく
・業務の合間に雑談する時間などを設けて、話しやすい空気をつくる
・チャット等を活用するなど、いつでも気兼ねなく相談できる環境を整える
このような工夫をしてみてはいかがでしょうか。
以前、月刊誌WAM(独立行政法人福祉医療機構)の連載で、「ヤマアラシのジレンマ」(2017年4月号)という寓話をご紹介しましたが、「新入職者の自分らしさ(自己の自立)」と「職場の一員として働く喜び(他者との一体感)」のバランスを意識したコミュニケーションを、職場にいる職員皆で心がけていくようにしましょう。
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