医療機関・福祉施設の経営を総合的に支援するコンサルティング・グループ

創立50周年記念 お問い合わせ
  • 文字の大きさ
  • 標準
  • HOME
  • お知らせ一覧
  • ◆ブログ◆保育士が考える、保育所経営vol.34「業務改善に取り組もう⑤」

お知らせ

◆ブログ◆保育士が考える、保育所経営vol.34「業務改善に取り組もう⑤」

お知らせ2018.10.01

前回ご紹介しました「業務の現状把握」。

皆さん上手く取り組めたでしょうか。

 

今回は、洗い出された問題や課題の改善策を考える際の工夫をご紹介する予定でしたが、

ブログを見てくださっている園の先生から、

「整理したけれど問題点が上手く見出せない」というご相談をいただきましたので、

今回は少しだけ寄り道して、

「必要な業務と不要な業務の見分け方」についてご紹介したいと思います。

 

「不要な業務」などと書きますと、

たいていの先生方は「全部必要な業務です!」とお答えになります。

そうですよね。わざわざ不要な業務をする人などいないはずです。

今まで行ってきた業務をばっさり切り捨てるというのも、

何だか不安ですよね。

 

そんな時は、「必要/不要」を

「重要度が高い/重要度が低い」という言葉に代えて、整理してみましょう。

 

理念や方針に「貢献できているか」

園で行う全ての業務は、法人の理念や園の方針を達成するために行われるものです。

業務の目的と、理念・方針との関連性が見いだせない場合、

その業務は、取り組みの重要度を低くしてもよいかもしれません。

 

アウトプットが「活用されているか」

作成している書類やデータが「有効活用されているかどうか」を確認してみましょう。

保育の現場では、法令や指針で作成が義務付けられているものも少なくありません。

各種書類、データの結果(アウトプット)が実践にきちんと活かされていることはもとより、

きちんと評価し次の保育実践にいかされるものになっているかを確認することが大切です。

その上で、取り組みの優先付けをしていくことが大切です。

 

園内で「重複していないか」

クラス間や役職間で同じ業務をしている場合は、業務そのもののだけでなく、

業務のチェックや承認などの行為も二重に行っていることになり、

それだけで業務の負担は大きくなります。

重複する業務一つにまとめることで内容が省略できることがありますし、

チェックや承認も簡素化されることになります。

こうした場合は、業務の重要度には変化がないかもしれませんが、

整理統合することで、より重要度の高い業務を行いやすくなります。

 

既に業務の整理を行ってみた園でも、

こうした視点で今一度点検してみましょう。

より必要な業務が焦点化されるとともに、

次号からご紹介する改善策を考えやすくなります。

 

久保田真紀

 

〇前ページ〇保育士が考える、保育所経営vol.32「業務改善に取り組もう④」

© Kawahara Business Management Group.