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ブログ

保育所経営ブログ

vol.9『評価基準にメッセージを込める!』

2017.09.01

皆さん、こんにちは!

川原経営の神林です。

都内の社会福祉法人で人事考課制度の導入のサポートをしています。

こちらの法人は、保育所だけでなく、介護事業、障害事業、高齢者の措置施設などを経営しており、

また、世代を超えた交流活動が日常的に行われていて、毎回訪問するのがとても楽しみな法人です!

色々なメディアにもよく取り上げられていて、本当にアイデア豊富な法人です。

毎月行っている人事考課のミーティングでも、

プロジェクトメンバーの皆さんから、たくさんのアイデアが出てきます。

人事考課においては、

「うちの職員としてここは大事にしてほしい」

「経験を活かして、こんな行動をしてほしい」

という「法人側の期待値」を軸に設計することが重要となります。

今では、書籍やネットなどで簡単に人事考課シートが手に入れられるので、

それを使えば簡単にできる。

そんなご意見もありますが、

人事考課は、法人の考えや職員の思いをしっかり取り入れた仕組みでなければ、

賃金の査定で、職員に差をつけるためだけの仕組みのようになってしまいます。

人事考課は、

職員の育ちを「見える化」とともに技術やモチベーションの育成を通じ、

法人の目指す姿を実現し、法人風土をつくり上げていくものです。

皆さんの園でも、法人のカラーや方針を大事にしながら、

「先生の成長を見守る記録」として、人事考課を活用されてみてはいかがでしょうか。

さて、話は変わりますが、

全社協出版部さんが毎月発行している「月刊福祉」の9月号と10月号に、

人材の採用や人事考課を構築する際のポイントをまとめた記事を掲載させていただきました!

人材に関しては「あれも これも」と時間がない中、

園長先生が一人で悩んでいることも多いかと思います。

本紙では、取り組みを手順ごとに簡潔にまとめてありますので、

頭の中が少しだけ整理でき、取り組む手順などが明らかになると思います。

ぜひ読んでみてください!

◆ 神林 佑介 プロフィール ◆
人事コンサルティング部 副部長。2012年入社。保育士・社会福祉士。保育園、そして老人ホームで働いた後、オーストラリアへ留学。帰国後、会計や経営コンサルティングの仕事は未経験ながら、コンサルという仕事への憧れ、そしてホームで働いた現場経験を活かせるのではないかという想いをもって、この世界へ飛び込んだ。以来、介護・福祉施設の経営コンサルタントとして主に法人開設支援などを行なっている。
© Kawahara Business Management Group.