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保育所経営ブログ
Vol.35「園舎の維持管理を考える!」
2018.10.16
皆さん、こんにちは!
川原経営の神林です。
今年度も下半期に突入しました。
保育士等キャリアアップ研修も第2期がスタートしましたし、
園の行事も盛りだくさんになる頃!
職員の皆さんは、ここから年末にかけて慌ただしくなる季節ですね。
さて、今回は園舎(建物)について、少し考えてみます。
建物の改修・建替えの計画など検討されていますか?
実は最近この手のご相談を受けることがとても多いです。
建物が古くなってきたので建替えをしたい、
建替えに際して、定員を再検討したい、
保育以外の事業との併設を考えたい、
「改修」と「建替え」それぞれの費用が知りたい…などです。
平成元年前後に竣工した園舎であれば、
補修が必要な箇所が出てきているのではないでしょうか。
現状を知りしっかりとした計画を立てよう
竣工後25~30年を迎える園であれば、
専門家に「現状調査やメンテナンス計画」を作成してもらうことをお勧めします。
今現在で補修が必要な箇所と、
今後想定される補修費用や維持経費を20年くらいのスパンで、シミュレーションしてくれます。
このシミュレーションに基づき、毎年の予算計画や改修計画を策定することができますし、
場合によっては大規模改修や建替えを実施した方が効果的、という判断もできるケースもあります。
園舎の改修や建替えは、言うまでもなく非常に大変な作業です。
工事期間中の子どもの受け入れや、
近隣住民との調整、資金調達など
その前提として準備しなければならないことが山積みです。
だからと言って、後回しにできる問題でもありません。
何事も計画的に考えていく必要がありますので、
今からしっかり備えていきましょう!
川原経営 神林